虚構と現実の間に 蜷川実花

蜷川実花の写真展の特質は、伝統的な写真サロンやギャラリーでの展示とは異なり、1点1点の作品で勝負するというより、その作品は小品から大作へ、さらに壁面を超えて床や天井まで浸透していく。写真という平面の世界をはみ出し、立体の次元に変貌していく。そしてときに鏡面が使用され、光の生み出す魔術的世界へと移行し、色彩や形や光は運動体となって浮遊する。これはまさに近年の流行語でもある、観客を空間全体に取り込む「イマーシブ」(見る者を全身的に取り込む)の世界であり、新しい体験を促す先進的なインスタレーションとなる。

书 号:9784756250957

尺 码:225×290×20毫米

页 数:207页

重 量:1040克

问藏价:268元

安全与卫生

图书绝大多数为全新,限量旧书也已全面清洁,请放心借阅。

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